マリオカートR(幻想郷編) 第弐章 幻想郷と反重力と異変(7/27更新)

弐ー壱 BGM:FFXHD スピラの情景
八雲紫様と名乗る妖怪のスキマによってM達は
幻想郷へ来てしまい、そこで開催されるマリオカート
出場する事になった
しかし、今のM達のカートではコース非対応の為
河城にとりに対応カートに改造してもらう事に
M「すっごいいじられるんだな俺のカート」
霊夢「今回のマリオカートに対応できるようにしてるのよ」
M「それはわかるけどさ…」
P☆M「ところで、丈斗の奴どこ行った?」
霊夢「丈斗さんなら昔のパートナーの行方の情報を掴んだ為
   現実世界でそれを済ませるから、外の世界に行ってるわ」
P☆M「そうなのか」
にとり「ふぅ〜、これで全部だね〜」
霊夢「ご苦労様、これいつものね」
にとり「うん、貰っておくよ」
L「なんで胡瓜?」
P「彼女は胡瓜好きなんだよ」
L「なんでw」
P「河童の子だから」
M「あれ?アルタイルは何処行った?」
イオ「あいつなら星蓮海の方に行ったが」
※星蓮海は架空の海です、実際の幻想郷にはありません
そんで、アルタイルはというと
アルタ「…。」
   「潮のいい香りだ…。日本とは比べものにならんな」
ブクブク…海面から泡が
アルタ「んっ?」
出てきたのはわかさぎ姫だった
アルタ「おわ!?何だ!?」
わかさぎ「あっ、ごめんなさい脅かすつもりはなかったんですが…」
アルタ「海面からいきなり出てきたもんだからビックリしたぜ」
   (この子人魚だよな、幻想郷はなんでもいるんだな…)
弐ー壱終 弐ー弐
わかさぎ「ところで、貴方は?」
アルタ「アルタイル・イーグルだ、こう見えてウィザードなんだ」
   「炎・水・木・雷・光・氷・闇の7属性の力を操れるんだ」
わかさぎ「凄い沢山操れるんですね、憧れます」
    「あっ、私はわかさぎ姫です。ご覧の通り人魚なので」
    「陸での活動ができないんです」
アルタ「まあ人魚だしな、おっと、イオから戻って来いって
    無線入ったからそろそろおいとまするぜ」
わかさぎ「そうですか、それでは私も失礼しますね」
アルタ「おう」
   (可愛い子だ、もってかえりたいとは言わねぇが)
数分後…
イオ「遅せぇぞアルタイル!」
アルタ「わりぃ、んじゃそろそろ会場行くか!」
   「俺たちのマリオカート第参章の開幕だぜ!」
(こうして俺たちは大会の会場に行くことになった
 しかし、いきなりあんな事が起ころうとは誰も予想していなかったであろう)
弐ー弐終 弐ー参 BGM:FFXHD ブリッツに賭ける男たち
キノピオ「さあ!いよいよ始まりました第玖回東方マリオカート
     レースの実況を務めますキノピオです」
紫様「大会主催者の八雲紫です、宜しくお願いします」
キノピオ「今回のマリオカートは、なんとキノコ王国のヒーロー
     マリオ選手も参加することになっています!」(歓喜
霊夢「凄い人気なのね、貴方は」
M「どこに行ってもこの歓喜はあるんだな」
キノピオ「今回は大会史上最多の20人で行われるマリオカート
     観客も今まで以上に多く集まってきております!」
    「それでは、今大会のルールを今一度確認しましょう」【詳しくはマリオカートR(幻想郷編)ルールをご覧ください】
紫様「本大会はポイントでランキングを決めます
   ポイントランキングの上位8名が決勝コースの
   幻想始まりの虹道へと進むことができます」
  「アイテムは最大2個まで同時にストックが可能です
    ただしスペルカードのストックはできません」
  「道中に落ちているサブアイテムは一種類のみ所得可能で
   別のサブアイテムを所得するときは現在持っているサブアイテムを
   ドロップしなくてはなりません」
キノピオ「状況に応じてどのサブアイテムを拾うかが勝利へのカギと
     なりますね」
紫様「そうですね」
キノピオ「それでは、本大会の出場者を紹介します」
弐ー参終 弐ー肆 
BGM 東方緋想天則 キャラセレクト
並び順に
マリオ→霊夢→ピカ☆マリさん→フラン→ルイージピカチュウ→アルタイル
レミリアルーミアヨッシークッパ→ディスク→イオ→妖夢幽々子
→マメマメキノコさん→チルノ→諏訪子→射命丸→冴月
キノピオ「以上20名です!続いて今大会の予選3コースの紹介です」
博麗神社→紅魔館→開けた魔法の森 霧雨邸
キノピオ「それでは、大変長らくおまたせしました」
    「予選第壱戦目参りましょう!」
紫様「第玖回東方マリオカート、予選第壱戦の舞台は『博麗神社』です!」
予選第壱戦 博麗神社 参周勝負
決闘準備 開始  BGM:別ページ参照
キノピオ「さあ、マリオカート決闘の幕が遂に下されました!」
    「最初に先頭に立ったのは、やはりフランドール選手です!」
紫様「相変わらずお強いですね、スタートダッシュも完璧でした」
M「はえぇぇ…いきなり離されちまった」
フラン「どうしたのマリオ、いきなり離されてちゃ私に勝てないよ」
M「ふん、すぐ追いついてみるさ」
P☆M「…。彼女凄いレベル高いな、こりゃ俺では敵わんかもな」
キノピオ「さあ最初のアイテムゾーンに入ります、最初に強力な
     スペルカードが当たるのは、いったい誰なんでしょうか!」
弐ー肆終 弐ー伍
キノピオ「さあ、選手全員がアイテムゾーンに入りました」
    「最初にスペルカードを所得するのは…?」
       ヒエンリュウカエンゴク
Y「私ですよ!飛燕竜火炎獄(スーパードラゴン)!!」
キノピオ「おぉ〜と!!弐大会連続でヨッシー選手が最初の当選者だぁ!!」
K「ちっ、運のいい奴だ(サブアイテムFを引いた)」
イオ「まったくだ(バナナ×3を引いた)」
L「うわっ!アッツイ!!」<被弾>
霊夢「何今の!?」【回避】
キノピオヨッシー選手のスペルカードが炸裂!!ヨッシー選手一気に6位にまで上がりました!」
    「しかし、先頭を走るフランドール選手には全く効いていません!!」
紫様「余裕の表情ですね、後ろを見ないで軽々と回避してました」
M「またヨッシーが当たったのか…あいつ運がいいな…」
フラン「よそ見してる暇ある?ほら、最初の反重力ゾーンだよ」
M「うお!?」
(マリオの目の前には反り返る道が)
M「すげぇ…走れてる…うっ!」
フラン「どうしたの?」
M「気分悪い…」
フラン「えぇっ!?この先まだまだこんな感じの道走るのに!?」
M「反重力のコースは初めてなもんで…おぇ…(リバース中)」
フラン「○くな〜!!」
弐ー伍終 弐ー陸
妖夢幽々子様、待ってください!!」
幽々子妖夢、これは真剣勝負よ。待ってと言われて止まる
    おバカさんはいないわ」
妖夢幽々子様がそうおっしゃるのなら、私も容赦はしませんよ!」
幽々子「ふふ、お互い楽しみましょ♪」
そのころ、先頭を走る彼女はというと…
フラン「一度はマリオに目にものをみせてあげないとね」と言って減速
キノピオ「おぉ〜と!?フランドール選手急に減速したぞぉ!?」
    「その間にマリオがトップに出た〜!!」
紫様「トップの座を譲ってもフランドール選手は全く動じませんね」
  「何か考えてるのでしょうか」
M「よし、カーブで一気に彼女との距離を突き放す!!」
フラン「(キラーン)甘い!!」再びマリオを追い越す
M「何!?」
P☆M「マリオは完璧にインをついたはず…」
P「だが彼女は、そのさらにインをついただと…!?」
アルタ「なんて奴だ…」
レミリア「彼女の強さ、改めてすごいと思うでしょ?」
アルタ「納得だ、改めて彼女は強い」
弐ー陸終 弐ー漆
キノピオ「さあ、レースは弐週目に入ります」
    「現在トップは、いぜんフランドール選手です」
L「そろそろ使うとするかな?」
妖夢(何を・・・?)
L「霊界の如く現れよ、緑の魂魄よ!!」
 「目の前を撃ち抜け!!」
 リョクエンギョク
 緑炎玉『エターナルファイア』
アルタ「無理だ・・・!よけられない!!」〈被弾〉
キノピオ「おぉ〜!!!ルイージ選手のスペルカードが炸裂ぅ!!」
    「これは先頭を走るフランドール選手にも当たるのかぁ!?」
後ろを振り返るフランドール
フラン「追尾炎か・・・無謀な事を・・・」
L「よけれるかな?」
フラン「これぐらいなんてこと・・・えっ!?」
フランドールの目の前にはルイージの放った緑炎玉『エターナルファイア』の無数の火の玉が
フラン「前が見えない!?」
L「僕のスペルカードは火の玉で攻撃するだけじゃなく、トップを妨害する事が可能なのさ」
M「そんな効果があったのか」
P☆M「初耳だな」
L「言っておくけど、その魂魄は4位に降りるまで離れないからね!!」
フラン「くっ、やむを得ないわ・・・」
弐ー漆終 弐ー捌
キノピオ「ここで、トップを独走していたフランドール選手が4位に後退したぁ!!」
紫様「さすがのフランドール選手もここは道を譲りましたね」
  「現在ピカチュウ選手を先頭にいよいよレースは最終ラップを迎えます!」
しかし、最終ラップ目前であの事件が蘇ることに・・・
チルノ「お先に〜♪」
冴月「どうしたんですかイオさん、諦めるのが早いこと」
イオ「五月蝿いな、これでも全力疾走してるつもりだ!!」
  (おかしい、エンジンの調子が出ない・・・)
  (今朝練習したときはこんなに遅くなかったはずだが・・・)
その時、イオのカート後方から黒い煙が
イオ「なんかけむいな・・・どっかで家事でも発生してんのか?」
P「お前のカートが家事になってる!!」
イオ「えっ?わわっ!!」
気づいたときには時既に遅し
イオ「ダメだ!!制御できねぇ!!」
カートを制御出来ないイオはそのままコースアウト、そしてカートごと爆発
霊夢「何今の音は!?」
K「あれは・・・」
アルタ「イオか!?どうしたんだイオ!」
弐ー捌終 弐ー玖
キノピオ「どうしたのでしょう!イオ・タイタン選手のカートが
     コースアウトと同時に爆発しましたぁ!」
紫様「一体何が起こったのでしょう、私にも解りません」
キノピオ「突然の事故により、現時点での順位で今回のリザルトを行います!」
M「ちょっと待てよ!俺たちはまだ完走してないんだぞ!!」
P「途中で中止だなんてどうにかしてるぜ!!」
霊夢「いいえ、これがこっちの世界の掟なの」
M「掟?」
フラン「幻想郷のマリオカートでは、誰かがカートを大破させるような大クラッシュが
    起こってしまうと、レースの途中であっても中止になってしまうの」
P「なんでそんなルールを・・・」
フラン「こんなとこで立っていても仕方ないわ、早く彼のもとへ急ぎましょう!」
7分後・・・
アルタ「イオ!!大丈夫か!!しっかりしろ!!」
イオ「あぁ・・・アルタイルか・・・」
レミリア「意識はあるそうね」
イオ「俺は・・・何をして・・・こうな・・・った・・・」
アルタ「今喋るんじゃねぇ、傷口が開いちまう」
レミリア「とりあえず、私の館まで連れてきてちょうだい」
    「私の部屋で休ませるよ」
アルタ「感謝する」
フラン「・・・。」
M「どうしたフラン、何か見つけたのか?」
フラン「いえ、特に何も」
M「そうか・・・」
フラン「ねぇ、さっきの爆発ってそっちの世界でありえることなの?」
弐ー玖終 弐ー拾
フラン「ねぇ、さっきの爆発ってそっちの世界でありえることなの?」
M「?」
フラン「だって、あまりにも不自然すぎるよ最終ラップ入った途端に
    彼のカートが炎上するなんて」
M「確かに不自然だな、俺も何年もマリオカートやってきたが一度も
  カートが炎上するなんてことはなかった。それにあのエンジンは
  河城にとりが作った奴だろ?」
フラン「じゃあ何?にとりが犯人だって言うの!?」
M「そんなこと言ってないだろ!まず話を最後まで聞け!!」
フラン「・・・悪かったわ」
M「そもそもあのエンジンは特殊なコーディネートをしてあって
  その辺の炎じゃそっとでは炎上しないなずだ」
フラン「でも、今朝彼の走りを見ていたけど特に異常はなかったよ」
M「じゃあ誰かが仕組んだってことになるな・・・」
フラン「つまりこれは・・・」
M&フラン「異変の始まりだっていうことでもある」
イオ・タイタンのカートに何が起こったのか現時点の俺たちには全く解らない
とにかくこのことが何度も起こらないで欲しい
次のレースでも同じような事故が起こるのかもしれないな・・・
今回の事故により、イオ・タイタンは全身を大やけどしてしまい
次のレースは棄権することになった
弐ー拾終 弐ー拾壱
今回のレース結果
壱位 フランドール・スカーレット +25pts
弐位 ピカチュウ         +22pts
参位 マリオ           +19pts
肆位 ピカ☆マリさん       +16pts
伍位 博麗 霊夢         +14pts
陸位 アルタイル・イーグル    +12pts
漆位 魂魄 妖夢         +11pts
捌位 洩矢 諏訪子        +10pts
玖位 西行寺 幽々子       
拾位 ルイージ
拾壱位ヨッシー
拾弐位レミリア・スカーレット
拾参位マメマメキノコさん
拾肆位ディスク
拾伍位ルーミア
拾陸位クッパ
拾漆位チルノ
拾捌位冴月 麟
拾玖位射命丸 文
OUTイオ・タイタン

第弐章 幻想郷と反重力と異変終 第参章 戸惑う者達 へ続く