マリオカートR(幻想郷編)第壱章 神聖なる場所と不思議な少女 続

壱ー玖 BGM:FFXHDマカラーニャの森
M「なあアルタイル、ここって…」
アルタ「図書室だよな、どこまでも高い本棚がそびえたってるみたいだな」
ビルのように高い本棚に唖然としている二人に
???(パチュリー)「マリオっていう者は貴方の事ね。」
          「お嬢様が待ってるそうよ。」
M&アルタ「うお!?いつの間に!?」
パチュリー「本の整理をしてたら、貴方達を見かけたもので」
M「さっそくだがバルコニーにはどうやって行けばいい?」
パチュリー「この魔法大図書館の奥の方に階段がある。」
     「そこから上がればすぐバルコニーよ」
M「部屋案内感謝する」
パチュリー「ところで、マリオの横にいるのは誰?」
アルタ「俺はアルタイル・イーグル、マリオと同じ走り屋さ。」
   「訳あってマリオと一緒だ」
パチュリー「ふ〜ん」(アルタイルをじぃ〜っと見つめて)
アルタ「なっ、なんだよ顔にそばかすでもついてるってか?」
パチュリー「貴方から魔力を感じるのは何故なのか…」
M「一応こいつは七属性を自在に使えるウィザードだからな」
 「レースの時に何使ってくるかわからんのだ」
パチュリー「なるほど、レースの時が楽しみね」
壱ー玖終 壱ー拾 BGM:FFXHDミヘン街道
その頃、ピカ☆マリ達はというと
霊夢「貴方達のレースってどんな感じなの?」
P「アイテム使って相手の妨害がほとんどの破天荒な決闘さ」
P☆M「最近では、自分だけの必殺技を使って」
   「レースを有利に、相手を不利にしたりといろいろルールが
    追加されてるのさ」
霊夢「こっちの世界とルールは一緒ね」
  「大会のルール見てみる?」
P「あるんだったら見たい」(ルールは別のページをご覧ください)
K「ふむ、ほとんど一緒だな」
霊夢「ところで、さっきから貴方達のカートをみて思ったんだけど」
K「?」
霊夢「なぜタイヤが水平じゃないの?」
P「これじゃダメだってか?」
霊夢「そのカートじゃ、コースに入ったら真っ先に落下するね」
  「上見てみなさい」
Y「上?」(全員上を見上げて唖然とする)
壱ー拾終 壱ー拾壱
そこには、未だかつてない感じのコースがいくつもあった
宙に浮き、ねじれまがったコースが…
霊夢「見ての通り、こっちの世界では重力無視のコースばかりよ」
  「そっちの世界ではありえないでしょうね」
K「ああ、今までは陸ばっか走ってたが」
P「あれは見たことがない」
Y「話は変わりますが、私たちがここに来た理由って何です?」
???(紫様)「ここでのマリオカートに参加する為よ」
Y「誰ですか!?」霊夢「紫様!?」
丈斗「遅いですよ、紫様」
K「うお!?」(スキマから出てきた紫様にビックリ)
紫様「まず先に、皆にお詫びしなくてはなりません」
丈斗「なんの理由も無しに幻想郷へ連れて来てしまった事…」
P☆M「今、何て言った!?」
丈斗「ですから、なんの理由も無しに幻想郷へ…」
P「どうしたP☆M、顔真っ青だぞ」
P☆M「本当にあったんだ…ははっ…」
そのころ…
M「ここがバルコニーか?」(共通)
壱ー拾壱終 壱ー拾弐 BGM:PSO2龍祭壇エリア非戦闘時BGM
M「ここがバルコニーか?」
咲夜「マリオさんですね、お待ちしておりました」
  「ところで、そちらの方はどちら様?」
M「こいつは連れみたいなものさ」
アルタ「連れって…扱い酷いな」
M「そこ、気にしたら負け」
咲夜「お供でしたか、失礼しました」
  「お嬢様が中でお待ちです」
(とびら開ければ目の前は絶景)
M「うひゃ〜…」
アルタ「高いなぁ…目ぇ眩みそうだ」
???(レミリア)「あら、遅かったじゃないの」
M&アルタ「?」
レミリア「待っていたよ、マリオにアルタイル・イーグルさん」
アルタ「どうして俺の名前を!?」
レミリア「妹から聞いたわ、元F1レーサーなんでしょう?」
アルタ「…。」(激しく動揺して言葉が出ない)
M「で、俺達に話があるって霊夢から聞いたが」
レミリア「話っていうのは、今度ここで開催されるマリオカートとやらの
     大会に出てほしいって、さっき紫様から頼まれたわ」
M「なるほど、ってここは何処n…」(携帯なる)
 「ちょっと失礼。もしもし?」
P「もしもし、俺だ」
M「だから誰?」
P「だから俺だって!」
M「ああ、オレオレ詐欺ね」
P「違うわ!(怒)ピカチュウや!」
M「なんで関西弁なるwつか、先に名乗れw」
壱ー拾弐終 壱ー拾参 BGM:PSO2龍祭壇戦闘BGM(注:PSO2JPさんが投稿者ではない方で)
M「で、なんの用?今お嬢様と話の最中なんだけど」
P「俺達本当に幻想郷に来ちまったみたいだぜ」
M「えっ!?」
P「さっき丈斗から聞いた」
M「そうか」
P「そんだけだ、んじゃ」
(電話切れた)
レミリア「貴方のお友達さんが全部話してしまったそうね」
    「ここは幻想郷、人々の創造で創られた世界よ」
    「そして私はレミリア・スカーレット
    「この紅魔館の主よ」
咲夜「十六夜 咲夜です、お嬢様のメイドです」
M「ところで、さっき妹がどうのこうのと言ってたが…?」
レミリア「フランドールの事?あの子なら寝てるわ」
アルタ「んっ?フランドール…?」
M「俺がマリオカートで決闘して一度も勝った事が無い相手だ…」
 「ってことは、お嬢様はあの子の姉!?」
レミリア「そうよ、私とフランは姉妹関係にあるの」
M&アルタ「しっ、失礼しましたぁ〜!!(土下座)」
レミリア「そこまでしなくても」
壱ー拾参終 壱ー拾肆
一同はちょっとしたひとときを過ごしたのち
どこかで泊まれる場所を探すことに
K「どうする?俺達今日から宿無しだ」
P「どっかで野宿するしかないな…」
アルタ「野宿て…」
フラン「その必要は無いよ」
L「えっ」
フラン「私の館に泊まりなよ、お姉様には承認受けてるから」
K「おおっ!」
アルタ「助かったぜ!」
Y「感謝します」
M「いいのか?泊めてもらっても?」
フラン「永遠のライバルのあんたとそのお仲間さんを
    風邪ひかせる訳にいかないしね」
アルタ「くぅ〜、今の台詞最高〜(涙)」
M「映画監督か!!」
M(一時はどうなるかと思ったが、俺が彼女の永遠の走りライバルであったから
  だろうか、彼女はいつもより優しかった気がする)
 (でも、そんなに長くここにいることはできないよな…
  いつまでいれるかわからんが、ここでの生活に慣れないとな)
 (ただ、咲夜さんの作った料理は、忘れることができないくらい美味かったな)
 (さて、大きな事件でも起きなきゃいいがな…さっそく嫌な予感しかしないが…)
第壱章完 第弐章 幻想郷と反重力と異変へ続く